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 巣鴨地蔵通りは旧中山道の街道筋に曹洞宗萬頂山 高岩寺の「とげぬき地蔵尊」と醫王山東光院 眞性寺「江戸六地蔵尊」の2つのお地蔵様と巣鴨庚申塚に守られた信仰の街です。

■とげぬき地蔵尊 高岩寺
「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれるこのお寺、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺といいます。慶長元年(1596年)に江戸湯島に開かれ約60年後下谷屏風坂に移り巣鴨には明治24年(1891年)に移転してきました。_ご本尊は「とげぬき地蔵」として霊験あらたかな延命地蔵菩薩です。こちらの地蔵菩薩様は秘仏ですので残念ながら拝見させていただくことはできませんが、そのお姿を元に作られた御影(おみかげ)に祈願しても効果があるとされています。こちらは高岩寺のご本堂で授与しています。

■江戸六地蔵尊 眞性寺
江戸六地蔵尊の一つとして知られるこのお寺は、真言宗豊山派醫王山東光院眞性寺と申します。起立年代不詳。元和元年(1615年)境内には松尾芭蕉の句の石碑があります。大きな傘をかぶり、杖を持つお地蔵様。江戸の六街道の出入口に置かれ旅の安全を見守ってくれました。 (巣鴨は中山道の出入り口でした)関八州江戸古地図、江戸絵図ほか多くの文献から眞性寺界隈は交通の要として賑わっておりましたことが伝わっております。

■江戸六地蔵の百万遍大数珠供養
毎年6月24日に行われる百万遍大念珠供養では、全長16m、541個の桜材の珠からなる大念珠を500〜600名で廻し江戸六地蔵の供養を行います。

■京都六地蔵
平清盛が西光法師に命じて、京都の街道の入り口六ヶ所に六角堂を建て、一体ずつご尊像を分置されました。_ 京都の六つの地蔵がある場所は、山科地蔵(東海道)、伏見六地蔵(奈良街道)、鳥羽地蔵(西国街道)、鞍馬口地蔵(鞍馬口街道)、桂地蔵(山陰街道)、常盤地蔵(周山街道)と、いずれも洛中と洛外を結ぶ街道の出入り口にあたるところに祀られています。

■巣鴨庚申塚
巣鴨庚申塚は江戸時代中山道の立場として栄え、旅人の休憩所として簡単な茶店もあり、人足や馬の世話もしていました。江戸名所図会ではそれらの様子がにぎやかに描かれています。_ここは中山道板橋の宿場にも近く、右に向かえば花の名所「飛鳥山」、紅葉の王子にでる王子道の道しるべを兼ねた庚申塔が建っていました。庚申塚は広重の浮世絵にも描かれています。_  現在は庚申堂に猿田彦大神を合祀しています。猿田彦大神とは日本神話に登場する神様です。天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり道祖神と同一視されました。
 
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